業務システム上に存在する個人情報・契約情報・取引情報・売上情報・運用ログを 1 枚の図にまとめます。
データの流れ・保管先・保管期間・暗号化方式・バックアップを含めた構成図があると、デューデリの最初の 1 週間が省略できます。
業務システム・SaaS・クラウドリソース・コードリポジトリ・本番環境に対する現状のアクセス権限一覧を整理します。
退職者・元委託先が残っている場合は、引き渡し前に整理します。買い手側の引き継ぎフローで、誰が何を持っていたかが明確だと混乱が起きません。
業務システムに関連する全契約 (SaaS・委託先・サーバー・ドメイン・SSL・データセンター・銀行・決済代行) を一覧化し、契約期限・契約者名義・引き継ぎ可否・移行条件を整理します。
名義変更が必要な契約・解約再契約しか選択肢がない契約・サブ委託の許諾が必要な契約を見分けておくと、引き渡し計画が現実的になります。
サブ委託先まで含めた構造図を整理します。
業務システム → 委託先 SaaS → サブ委託 (例: 業務システムが Stripe を使い、Stripe が AWS にホストされている) という階層構造で、各レイヤの取り扱い情報と契約状態を明示します。
業務システムを使った実際のオペレーション (オペレーター・カスタマーサポート・経理・運用) を業務フロー図で整理します。
システムの機能だけでなく、人がどの画面・どの SaaS をどの順番で使うかが分かると、買い手側の運用引き継ぎがスムーズになります。
業務システムが取得しているログ・監査証跡の種類・保管期間・参照方法を整理します。
引き渡し後、買い手側で過去のログを参照する場面が必ず出るため、参照方法と権限移行の方針を引き継ぎ書類に含めておきます。
業務システム関連のインフラコスト (クラウド・SaaS・CDN・データセンター・帯域) を月次・年次で集計し、過去 12 ヶ月の推移を整理します。
これは買い手側が事業価値を評価するのに必須で、適当な数字を出すと交渉に響きます。
業務システムのコードリポジトリ・依存ライブラリ・ライセンス・社内ドキュメントを整理します。
オープンソースライセンスの遵守状況、社内固有の知財 (ロゴ・商標・ブランド資産) の権利関係、第三者ライセンスの引き継ぎ可否を一覧化します。
上記 1-8 を踏まえた引き継ぎ手順書を業務システムまわりでまとめます。
日次・週次・月次・年次のオペレーション、緊急対応フロー、外部委託先への連絡方法、運用担当者の役割を文書化します。買い手側の運用担当者が、引き渡し日から自分で操作できる状態が目標です。
本記事の領域 (PCI DSS / ISMS / 内部統制 / 個人情報保護 / AI 統合 等) で業務システムの改修・新規開発をご検討の場合は、現状の構成・課題の概要をお送りください。2 営業日以内に初回スコープと固定見積もりの方向性を返信します。
相談する